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強みは必ずある!

 こんにちは。久しぶりの更新です。

 相双地区の中学生たちは、一昨日と昨日は中体連でした。出場した皆さん、本当にお疲れ様でした。6月とはいえ、十分に暑くなった中での試合でしたから、外の競技の生徒たちは真っ黒に焼けて(焦げて?)いました。頑張ってきた証ですね! 



 本番で自分の力を最大限出してくるということは、なかなか難しいものです。毎日のように強い相手と試合ができるような環境にあれば別ですが、都会のようには行きません。ですから、練習試合を含めて、一試合一試合がとても大切になってきます。特にメンタル面。誰しもが「本番大丈夫かな?」と不安を抱えることはあります。いくら練習を重ねたとしても、「本当にこれでいいのか?」や、「どうしよう、どうしよう」という感情に苛まれてしまうのはよくあることです。

 管理人はそんな生徒を見て、「自分の弱点は?」と聞きます。すると、生徒は自分の弱点を何個も言います。「じゃあ、自分の強みは?」と聞くとなかなか出てきません。そうなんです。みんな自分の弱さしか見えていないのです。それでは不安しか出てきませんよね。やはり試合で実力を発揮するためには、不安を少しでも減らす必要があります。

 私(管理人)は生徒にこう言っています。


 “強みは絶対にある”


そして、生徒からどんな練習をしたかとか、自分が上手くなったなと思うこととか、いろいろなことを聞きます。そこから、「こんな強みがあるじゃないか」とか、「この点がいいじゃないか」など、意識をプラスに変えていくように仕向けます。練習は自分を強めてくれるものです。だからこそ、振り返った自分から強みを引き出してあげるのです。

 これは勉強も同じです。大抵の生徒は、自分が解いた問題に対して、不安になりながら解いており、答え合わせをするときも「自信がない」などということがあります。しかし、たとえ間違ったとしても、どこまでが良くてどこがいけなかったのかをまず確認し、そこから自信につながるように、


「今まではできなかったけど、ここまで出来たってことは、それは自信をもってここまでやれたってことじゃないか」


と声をかけます。そこから


「次は最後まで自信をもってできるように、この部分をマスターしていこうな」


と、間違うことは次への第一歩だということを示し、マイナスのイメージを持たせないように教えています。とにかくプラスの考えに持っていく。これが勝負に挑むために重要なことだと考えています。そうすると生徒の方も、多少の不安は持ちつつも、着実に歩みを進め、正解を導き出せるようになってきます。


 プラスに考える。決して簡単なことではありません。しかし、ゆくゆくは高校入試を迎えるにあたって、不安ばかりでは突破することすらままならなくなります。やはりプラスに考えて、「自分はできる」という思いを持つことは重要です。


 さて、中体連が終わったら、期末テストが待ち構えています。各学年、最初の定期テストですから、その一年の弾みをつけるためにも、しっかり対策を行っていきましょう。不安を解消することがとても大事です!

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