こんにちは。
今日は冷たい雨が降っています。週間予報を見ても、少しずつ暖かくなっていくことが分かりますね。まさしく「三寒四温」を感じる時期になった気がします。まだまだ雪への備えは欠かせませんが、春の訪れを感じる季節となりましたね。
さて、明日は中学校の卒業式ですね。様々な思いを胸に、卒業式を迎えることでしょう。思い返せば、今の中学3年生も、「新型コロナウイルス」に翻弄された学年でしたね。確かに、2023年度は「5類」にコロナウイルスが引き下げられ、いつも通りの生活や行事ができたにしても、中学校生活の半数以上はマスクをしたままの日常を余儀なくされたことに変わりありません。であるからこそ、中学3年生としての1年間は、より濃いものになったと思います。修学旅行、文化祭、あらゆるものが規制なしで行える学校生活。中学生は、行動範囲も広がり、より外へ外へと求める時期です。それを自由に行えることのありがたさを感じずにはいられなかったことでしょう。
また、学習面のみならず、部活動、課外活動、いろんなことに笑い、涙したこともあったと思います。その中でみなさんは、何を感じ、何を活かせるのかを学んだはずです。特に中学生くらいになると、恥ずかしいことを避けたくなることが多くあると思います。「間違えてはいけない」や「間違えたくない」ということが頭をよぎり、なかなか自分の思うことや考えることを表に出せなかった生徒もいたのではないでしょうか。
「失敗」はそのままで終わらせるから「失敗」なのです。その場では「失敗」だったとしても、次のテストや次の問題でその失敗を生かし、問題を解けたならば、それは「失敗」ではなく、「成功の種」であったということでしょう。
管理人は授業の際に、
「間違ってもいいからやってごらん」
「自分で思った通りに進めてみな」
とよく言います。とにかく、「間違えたくない」という思いをしないで自由に解いてもらいたいからです。確かに「間違えたくない」という思いを持つことは重要ですが、正解を導くためには、間違える経験は必要不可欠です。間違いを経験しないで成功なんてありえません。ですから、せめてここでの授業は自分の思った通りに解いてもらいたいと考えています。ここで言いたいのは、「まずは自分を信じてあげること」です。自分を信じるためには、自分を知ることが重要です。そして、自分を知るためには、「間違いを多く経験すること」です。確かに間違えると自信を無くしますが、そこで終わるから自信を無くすのです。大切なのは、「成功」のときと同じように、「この間違いをしてはいけない」という経験を積み上げていくことなのです。
話がそれました。中学校3年間の中で、多くの失敗をしてきたことと思います。その経験をとにかく高校生、大人になったときに生かしてください。今はつらいかもしれませんが、必ず生きてくるときが来ます。それまで折れずに進んでいくことが大切です。
さて、みなさんは自分の夢や未来に一歩足を進めたわけですが、中学校卒業は通過点でしかありません。ここから、様々な夢に向かって歩いていく第一歩なのです。その一歩を一歩ずつに変えて、しっかりと歩みを進め、本当の「ジブン」を作り上げていてください。
その過程において、皆さんと関りを持てたことを本当に嬉しく思います。また、皆さんの未来をつくる一つの材料を提供できたことを誇りに思います。管理人はそのことを胸に抱き、授業をしていきます。本当にありがとう! そして、つき進め!
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