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分数に強くあれ!

 こんにちは。久しぶりの更新です。

 連日暑い日が続いていますが、皆さま体調を崩されてはいませんでしょうか。とにかく30℃超えの日が続いていますので、本当に体がついていきませんね。早く涼しい季節が来てほしいものです。


 さて、夏休みも終わり、中学生は課題テストや実力テストがあったと思います(一部の学校を除く)。やってみてどうだったでしょうか。テストですので、今の自分が問題にどれだけ対応できているのかを計る機会です。特に、3年生は実力テストでしたが、きちんとできなかった問題は復習しましょう! 数学は結構易しめの問題ばかりでしたので、基本をおさえているかどうかがポイントになってきます。証明もごくごく普通の問題で、「2直線が平行」といったら「錯覚・同位角」というように、基本的な結びつけがなされていれば、すぐに気付ける問題でした。


 あとは、「分数に慣れる」ということもひとつの鍵を握っています。

 数学が苦手な子の多くは「分数が苦手」です。通分をするのか、分母をはらうのかの判断より、まず分数の問題を解こうとしません。当然ながら問題を避けるわけですから、ますます解く機会が減ります。すると分数の計算ができなくなる。だから解かない……まさに負のスパイラルに陥るわけです。必ず高校入試では分数の計算は出ますから、避けて通ることはできません。結果的に、避けた分だけ自分に跳ね返ってきてしまいます。



 そもそも、分数の計算(中学生)は大まかに分けると、「通分」か「分母をはらう」のどちらかを選ぶものが多いです(他の計算もいろいろありますが)。そのどちらにも共通しているのは「最小公倍数」だけなのです。つまり、公倍数の仕組みが分かっていれば、分母をそろえるか掛けるかの違いを判断するだけなのです。本来さほど難解ではない分数の計算。ではなぜ苦手になるのか?

 生徒の多くは計算が面倒だと思っているのですよね。それが拒否する理由の一番でしょう。小学生の頃から、分数をどうしてもネガティブに考えてしまいがちですが、逆に「分数の計算」ができることによって、自分で作りだした大きなハードルが、一気に低くなるんですよね。ある意味最初は「出来た気になる」でもいいと思います。それを繰り返すことにより、「本当に出来た」に繋がりますから。


 「避けて通る」ということは、「問題をあとに残す」ということ。つまり、いずれは必ず直面しなければならないものになります。直前になって一夜漬けで分かった気になって入試やテストに臨むよりは、今のうちに基本的なことをおさえていくようにすることが重要です。


 真木スクールでその問題を解決していきませんか?

 特に小学生のうちに分数に対しての免疫を付けておくことを強くお勧めします!!


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