高校の合格発表がありました。今年の真木スクール生の結果は、志望高校に全員合格でした。最高の結果になったことを嬉しく思いますし、ホッとしております。生徒たちの1年間の努力が報われて、本当に良かったです。
今年は、「ここの高校で大丈夫かな?」と、ギリギリのラインで受験しようとする生徒もいたので、本当にヒヤヒヤした日々でした。ですが、やはり生徒を信じてやっていこうと思い、毎日を過ごしてきました。その「信じる」ということは、なかなか簡単にできることではありません。
先日、野球のWBCにおいて、侍ジャパンが優勝を成し遂げるという快挙がありました。本当に見ていて、隙がないというか、ここぞというところで魅せてくれました。後半になるにつれて盛り上がっていく試合が、とても熱く、かっこよく見えましたね。ですが、選手の皆さんがヒットやホームランを打つ中で、村上選手だけがなかなか打てないことがありましたね。そのときの栗山監督の言葉がとても響いてきます。
「彼を信じる気持ちは揺るぎないものがある」
信じることはなかなか容易ではありません。しかし、監督は選手を信じ、選手はその思いに応えるという、素晴らしい式が成り立っているわけです。これには管理人も脱帽でした。その思いに村上選手が応え、決定打やホームランを重要な場面で打つということが出来ました。あれには感動を越えた喜びがありましたね。
個々の能力を信じる。個々の思いをくみ取り、それを信じ、後押しする。確かにスポーツの世界では当たり前のことなのかもしれません。ですが、それを監督、コーチ、選手、スタッフのそれぞれがそれぞれを信じるという、これ以上ない「信じる」の連鎖が、結果として最高の物語を作り上げられたのでしょうね。本当に感動しました。終わってしまうのが少々淋しい気もしますが、暗い今の日本の状況に、強力な明かりを灯してくれた侍ジャパンには本当に感謝ですね。
信じる。繰り返せば繰り返すほど、素晴らしい言葉だと感じています。生徒を信じてよかった。今はそれを噛み締めています。高校に合格できた生徒の皆さん、本当におめでとうございます。楽しい高校生活になることを、心から願っています。
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